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アイスブレイクって結局は3種類しかないんじゃないの?

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つい先日、アイスブレイクについて調べていたので、ちょっとまとめてみます。

サラリーマンなら誰もが経験したことある、「アイスブレイク」
アイスブレイクって何?という人の為にwikiの内容を引用します。

アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。

 ▽ 引用先
 アイスブレイク - Wikipedia

初対面同士の人が1〜5人だと比較的簡単なんですが、10人〜15人になると結構大変です。ただ、20人以上になると、部屋全体ががやがやするので結構難易度が下がったりします。そこで、少人数でも大人数でも使えるアイスブレイクを種類別に紹介します。

1.自己紹介系アイスブレイク

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その名の通り、自分もしくは他人の紹介をグループで行うアイスブレイクです。
「名前を覚える」「発言がしやすい」などの利点があり、一番ポピュラーなアイスブレイクだと思います。

ただ単に自己紹介する以外に、アレンジを加えると雰囲気が良くなるので、いくつか例をあげてみました。

◯ 共通点探し自己紹介

3〜6人で実施する自己紹介です。
1番目の人は自分の自己紹介をするだけです。(その際、なるべく多くの情報を言うようにした方が盛り上がります。)
2番目の人は、1番目の人との共通点を始めに言います。その時点で意外な共通点が見つかると盛り上がりますが、共通点がない場合は見た目の共通点でもOKです。3番目の人は1番2番の人どちらかと共通する点を見つけて自己紹介をします。
グループワークなどがある会議やミーティングの時に有効な自己紹介アイスブレイクです。

◯ 積木式自己紹介

3〜6人で実施する自己紹介です。
1番目の人は自分の自己紹介をするだけですが、2番目の人は1番目の人の自己紹介を言ってから、自分の自己紹介をします。その要領で3番目の人は1番2番の人の自己紹介をしてから自分の自己紹介をします。
回が増す度に発言する内容が増えるので、「ちゃんと言えるのか?」という緊張感を持ちながら自己紹介ができる、定番の自己紹介アイスブレイクです。

2.プチゲーム系アイスブレイク

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ある程度大人数でも参加できて、短時間で終わるゲームを行うアイスブレイクです。
「性格が分かる」「盛り上がる」などの利点があり、若い人が多い時に有効なアイスブレイクです。

私が実施して盛り上がったプチゲーム系アイスブレイクを紹介します。

◯ 連想ゲーム系アイスブレイク(想像と言葉)


想像と言葉 — Medium

司会者+2人〜10人で実施するアイスブレイクです。
市販の「想像と言葉」というカードがあると実施しやすいですが、カードが無くても同じようなことができます。
司会者が単語を3つ言って、その3つの単語から連想する言葉を参加者が1つだけ付箋に書きます。全員が書いたら一人ずつ発表していきて、同じ単語を書いた人がいてペアになった人には1ポイント付与します。これを繰り返して最初に3ポイント獲得した人が現れた時点でゲーム終了です。
3つの単語で連想する言葉となると結構バラバラな言葉になるので、同じ回答が出た時はかなり盛り上がります。

◯ お絵かきゲーム系アイスブレイク(エセ芸術家ニューヨークへ行く)


エセ芸術家ニューヨークへ行く - Oink Games

司会者+2人〜6人で実施するアイスブレイクです。
市販の「エセ芸術家ニューヨークへ行く」というボードゲームがあると実施しやすいですが、紙と色ペンがあれば同じようなことができます。
司会者が「テーマ」と「テーマに関連する固有名詞」を決めます。
テーマが動物なら、固有名詞がゴリラみたいな感じです
そして、テーマは全員に伝えて、固有名詞は付箋の裏に書いて手渡しします。ただこの時に、1枚だけ白紙の付箋があるので、この人は今回のエセ芸術家になります。
この状態で、一人一筆で固有名詞に関連する絵を書いていきます。
この時、一人一色のペンで書いていくと誰がどれを書いたか分かりやすくなります
一人一筆を2週したら作品の完成です。作品が完成したら、誰がエセ芸術家だったかを「せーの」で指差します。この時の結果で勝敗が決まります。

 ・ 一番票が多かった人がエセ芸術家ではなかったら、エセ芸術家の勝ちです。
 ・一番票が多かった人がエセ芸術家だった場合は、次のステップに行きます。
  次のステップでは、エセ芸術家が固有名詞が何と書かれていたかを当てます。

   エセ芸術家が固有名詞を当てた場合      → エセ芸術家の勝ち
   エセ芸術家が固有名詞を当てられなかった場合 → エセ芸術家の負け

少しルールが複雑ですが、一度やると何度もやってみたくなる不思議なゲームです。

3.身体を動かす系アイスブレイク

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単純明快で誰でも参加できるアイスブレイクです。
「緊張がほぐれる」「眠気が覚める」などの利点があり、参加者が大人数の場合に有効なアイスブレイクです。

◯ 指令達成系アイスブレイク

大人数で実施するアイスブレイクです。
「誕生日が早い順に並べ」という指令を司会者が出して、規定のタイム内に並べたらクリアというアイスブレイクです。
ただ単に実施すると、聞いて終わりになってしまうので、「自分の誕生日を言えるのは2人まで、誕生日を聞けるのは2人まで」などのリールを追加するとゲーム性が高まって面白くなります。

◯ 一攫千金系アイスブレイク

大人数が参加するフランクな会で実施するアイスブレイクです。
参加者に「100円」を用意してもらいます。司会者のスタートの合図で出会った人と自己紹介をします。その後、じゃんけんをして負けた人が買った人に「100円」を渡します。それを繰り返して、最後の二人になった時にじゃんけんをして、買った人が「100円」を総取り出来ます。
ただ、総取りにしてしまうとイマイチ盛り上がらない場合があるので、「最後に買った人とじゃんけんをしてた人と山分け」などのルールにすれば、負けた人に応援されて盛り上がるかもしれません。

最後に

アイスブレイクってジャンル分けすると「3種類しかないじゃん」と思い書いてみました。皆さんのアイスブレイクのネタに使われれば嬉しいです。