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今更ですが、「【nanapi×はてな】はてなとnanapiの開発フロー in Kyoto」のレポを書く

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タイトル通り、10月9日(木)にはてなさんのオフィスで開催された勉強会のレポを書きます。
勉強会というものに初めて参加した+話を聴くことに集中してしまって、あまりレポっぽいものはかけないですが、ご了承ください。

また、感想や思ったことは青文字にしています。


レジュメ

  1. はてな Mackerel チームの開発フロー (@motemen
  2. nanapi IGNITIONチームの開発フローとその構築(@vexus2)
  3. 開発フロー パネルディスカッション(@wadap, @vexus2, @songmu, @hakobe932)
  4. 懇親会

レポ

はてな Mackerel チームの開発フロー

はてなid:motemenさんが発表者でした。
既にブログでレポを書かれていたので、リンクさせていただきます。


個人メモは以下です。

 Mackerelチームの話をします。
 社内ビジコンでid:stanakaさんから「クラウド監視ツールをやろう」という話から、形になった
 はてなでは初めての「Scala」言語を使ってみた
 Perlに関しては伊藤直也さんのブログを読んで見てね!

 Scala → 静的型付けの安心感(レビュしやすい)(コンパイルが遅い)
 コンパイルに時間がかかるので、のんびりとした開発にする(デプロイの準備を早めにする)
 
 スクラムの話をします。
 スプリント(1週間など)を区切って取り組む
 スプリント開始時に振り返りを行う
 スクラムはチームで勉強して(本を読んで)から行った
 棚卸し会を実施(月曜の朝2時間程度)
google Spreadsheetでタスクを管理)
(優先度順で、マスターと上位エンジニアで優先度管理)
 タスクの検討(粒度はgithubの 1Pull Requestにできるくらい)→監視コア部分 などの粒度
 ふりかえり会(金曜日の夕方に1時間)
       (達成度を振り返る)
       (チームのKPTをおこなう)
 アイデアは入れて、スプリントに振り分ける
 季節感のあるスプリント(二十四節気などを使っている)

  → 季節感のあるスプリントを付ける話は即会社で使ってみた!
    結構好評で、皆さんも使ってみて欲しい。

 リモートするなら「強いチームはオフィスを捨てる」を読む!
  → あの人最近存在感ないねという雰囲気を作らない
    オフィスリモート(ビデオチャットを通じて会話をする)
    リモート[zoom]朝会用無料だと40分で終わる

  → リモートワーク面白い!!という気分になり、早速本を読みzoomを導入してみました。zoom以外にも色々とリモートワークツールあるので、ひと通り使ってみよって思った。


nanapi IGNITIONチームの開発フローとその構築

nanapiの id:rinrin900さんが発表者でした。
既にブログでレポを書かれていたので、リンクさせていただきます。


個人メモは以下です。

 開発の流れの話をします。
 スクラムでタスク化
 ホワイトボードでやっていたが、3ヶ月で廃止
 Issuesとの二重管理になっていた
 振り返りの時にログが残らない
 Pivotal Trackerを導入60人のトライアル
 GitHubとの連携もある(そこまで便利ではない)
 朝会は自席のモニタ前でやる
 テストを書いてあるならリリースしてもよい
 型にはまりすぎると効率が落ちるので、例外を設けていた
 BrowserStackでスクリーンショットをとっている
 デプロイもcircleciを使っている
  スペックが高い
  Bundle Installとかの速度差が異なる
 Jenkinsは使わない
  カスタマイズ可能だが、メンテコストも高い
  クックパッドのように専任チームがあれば良いが
  nanapi側はまだまだ使っている
 
 仕事で気をつけていることの話をします。
 チームに最適なものを利用する
  高機能過ぎるとフローを根付かせるのが大変
  チーム自体の成熟度を客観的に見てツールを選定するべき(高機能過ぎない)
  グローバル・スタンダードを利用

 社内のエヴァンジェリストになる
  ツールを導入したけど、みんなが使ってくれないなどがある
  「明日から◯◯使うから、覚えておいてね」は危険。NG
  誰よりもツールを使う
  slackの使い方を英語→日本語に変えるなど、使いやすくする。

 現状に満足せず、常に改善し続ける
  モダンな環境を求め続ける
  アーリー・マジョリティくらいにはなる
  はてブのtagで登録しておくと便利
 
 nanapod良かったら聞いてみてね!

  → これが結構面白い!最近気になるサービスの話や仕事以外の話も聞けて。
    こういうラジオ?的な発信方法がもっと流行って欲しい。
    というか、NAVERまとめとかでまとめればもっと流行るかも。

開発フロー パネルディスカッション

パネルディスカッションについては、結構ガッツリメモ取りましたが長文になっちゃうので、興味深かったポイントだけ書き残します。

 ・ ペアプロについて
  すごい集中できるので、お互いの知識を共有しやすい
  結構一日中するのは大変
  二人で並んでやっている
  おすすめのツールは特にないが、zoomを使っている(画面共有ができる)

  → ペアプロ面白い!今回の勉強会で刺激を受けた取り組みの一つです。会社でも取り組む為に勉強中ですが、人を巻き込むのが結構大変で苦戦中。

 ・今後のスクラムはどう発展していくか
  サービスは飽和期になっている
  値下げ競争になったり…
  コードレビューみたいなサービスが増えてくるのでは?
  エンジニアが意識しなくてよいところの検知サービスが増えるのでは?

  ツールは何でもかんでもできるだったが→うまくやれるものだけをつまみぐいする
  スマホアプリもお互いを連携しあったりして、尖ったアプリが増えてきている

  → この辺りの話をもっと聞きたかったですが、タイムオーバーでした。残念。

懇親会

懇親会では、ピザとお寿司を食べながら色々と話しを聞けました。
私は、id:onishiさんに色々と話しを伺うことが出来ました。
私自身がエンジニア職ではないので、エンジニア→プロデューサーと経験されたid:onishiさんのアドバイスは非常に分かりやすく為になりました。

なんだかんだで懇親会でもらったアドバイスが一番業務で活用出来たりしているので、今後も勉強会には積極的に参加していきたいですね。ただ、教えてもらう側に居続けるのはイマイチですが。