今更ですが、「【nanapi×はてな】はてなとnanapiの開発フロー in Kyoto」のレポを書く
タイトル通り、10月9日(木)にはてなさんのオフィスで開催された勉強会のレポを書きます。
勉強会というものに初めて参加した+話を聴くことに集中してしまって、あまりレポっぽいものはかけないですが、ご了承ください。
また、感想や思ったことは青文字にしています。
レジュメ
レポ
はてな Mackerel チームの開発フロー
はてなのid:motemenさんが発表者でした。
既にブログでレポを書かれていたので、リンクさせていただきます。
個人メモは以下です。
Mackerelチームの話をします。
社内ビジコンでid:stanakaさんから「クラウド監視ツールをやろう」という話から、形になった
はてなでは初めての「Scala」言語を使ってみた
Perlに関しては伊藤直也さんのブログを読んで見てね!
Scala → 静的型付けの安心感(レビュしやすい)(コンパイルが遅い)
コンパイルに時間がかかるので、のんびりとした開発にする(デプロイの準備を早めにする)
スクラムの話をします。
スプリント(1週間など)を区切って取り組む
スプリント開始時に振り返りを行う
スクラムはチームで勉強して(本を読んで)から行った
棚卸し会を実施(月曜の朝2時間程度)
(google Spreadsheetでタスクを管理)
(優先度順で、マスターと上位エンジニアで優先度管理)
タスクの検討(粒度はgithubの 1Pull Requestにできるくらい)→監視コア部分 などの粒度
ふりかえり会(金曜日の夕方に1時間)
(達成度を振り返る)
(チームのKPTをおこなう)
アイデアは入れて、スプリントに振り分ける
季節感のあるスプリント(二十四節気などを使っている)
→ 季節感のあるスプリントを付ける話は即会社で使ってみた!
結構好評で、皆さんも使ってみて欲しい。
リモートするなら「強いチームはオフィスを捨てる」を読む!
→ あの人最近存在感ないねという雰囲気を作らない
オフィスリモート(ビデオチャットを通じて会話をする)
リモート[zoom]朝会用無料だと40分で終わる
→ リモートワーク面白い!!という気分になり、早速本を読みzoomを導入してみました。zoom以外にも色々とリモートワークツールあるので、ひと通り使ってみよって思った。
nanapi IGNITIONチームの開発フローとその構築
nanapiの id:rinrin900さんが発表者でした。
既にブログでレポを書かれていたので、リンクさせていただきます。
個人メモは以下です。
開発の流れの話をします。
スクラムでタスク化
ホワイトボードでやっていたが、3ヶ月で廃止
Issuesとの二重管理になっていた
振り返りの時にログが残らない
Pivotal Trackerを導入60人のトライアル
GitHubとの連携もある(そこまで便利ではない)
朝会は自席のモニタ前でやる
テストを書いてあるならリリースしてもよい
型にはまりすぎると効率が落ちるので、例外を設けていた
BrowserStackでスクリーンショットをとっている
デプロイもcircleciを使っている
スペックが高い
Bundle Installとかの速度差が異なる
Jenkinsは使わない
カスタマイズ可能だが、メンテコストも高い
クックパッドのように専任チームがあれば良いが
nanapi側はまだまだ使っている
仕事で気をつけていることの話をします。
チームに最適なものを利用する
高機能過ぎるとフローを根付かせるのが大変
チーム自体の成熟度を客観的に見てツールを選定するべき(高機能過ぎない)
グローバル・スタンダードを利用
社内のエヴァンジェリストになる
ツールを導入したけど、みんなが使ってくれないなどがある
「明日から◯◯使うから、覚えておいてね」は危険。NG
誰よりもツールを使う
slackの使い方を英語→日本語に変えるなど、使いやすくする。
現状に満足せず、常に改善し続ける
モダンな環境を求め続ける
アーリー・マジョリティくらいにはなる
はてブのtagで登録しておくと便利
nanapod良かったら聞いてみてね!
→ これが結構面白い!最近気になるサービスの話や仕事以外の話も聞けて。
こういうラジオ?的な発信方法がもっと流行って欲しい。
というか、NAVERまとめとかでまとめればもっと流行るかも。
開発フロー パネルディスカッション
パネルディスカッションについては、結構ガッツリメモ取りましたが長文になっちゃうので、興味深かったポイントだけ書き残します。
・ ペアプロについて
すごい集中できるので、お互いの知識を共有しやすい
結構一日中するのは大変
二人で並んでやっている
おすすめのツールは特にないが、zoomを使っている(画面共有ができる)
→ ペアプロ面白い!今回の勉強会で刺激を受けた取り組みの一つです。会社でも取り組む為に勉強中ですが、人を巻き込むのが結構大変で苦戦中。
・今後のスクラムはどう発展していくか
サービスは飽和期になっている
値下げ競争になったり…
コードレビューみたいなサービスが増えてくるのでは?
エンジニアが意識しなくてよいところの検知サービスが増えるのでは?
ツールは何でもかんでもできるだったが→うまくやれるものだけをつまみぐいする
スマホアプリもお互いを連携しあったりして、尖ったアプリが増えてきている
→ この辺りの話をもっと聞きたかったですが、タイムオーバーでした。残念。